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食の豆知識No.1 お酒の飲み方について②

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前回の記事では、お酒が好きでお酒を一生楽しみたいなら”週に2日は休肝日をもとう!!”って伝えました。

今回の記事のテーマは、お酒の何が怖いのか?!について。

一番怖いのは、お酒の怖さを知らないままだと、誰でも「お酒=アルコールに対する欲求がどんどん大きくなってしまうこと」。自分は違うと思っていても、その速度は人によって差はあれど、確実に大きくなる。大きくなるということは、どんどんアルコールなしの生活が出来なくなってしまうってこと。これはだれでも同じ、誰でもね。

大事なポイントは、お酒は時には楽しいものだけど、時には怖いものでもあると頭でしっかりと理解すること。

車の運転や包丁とかも同じだよね。ドライブは楽しいけど、時には事故を起こしたりして人を殺してしまう可能性もあるのが車。包丁も料理をつくったり楽しいものだけど、使い方を間違ったら自分が大きな怪我をしちゃったりする。

”楽しい”という面しか知らないのと、”怖い”という面も知っているのでは、全然ちがう。気をつけるから。

お酒呑んで楽しいのは、きっと君たちも大人になったら自然にわかると思う。じゃあ、ここからはお酒の怖さについて勉強して頭に入れておこう。

まずは、お酒を呑むと楽しくなる理由

お酒を呑む(アルコールを摂取する)と、脳内の神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンが分泌され、快楽や喜びを感じやすくなる。このドーパミンが一時的に楽しい気分をもたらしてくれる。セロトニンがストレスを発散して一時的に気分を落ち着かせてくれる。それを楽しい家族や仲間たちと呑めば楽しい気分が倍増する。だから超たのしい。

んでアルコールの摂取を続けると、ドーパミンが分泌される頻度が増え、より快楽や喜びを一時的に感じやすくなり、セロトニンが不安を一時的に落ち着かせてくれるので、その繰り返しを頭が脳が勝手に覚えちゃって、次第に頭の中が「お酒・お酒・お酒・お酒・・・」になりやすくなっちゃうんだ。どうしても。これが怖いんよ。

ただ、この脳内物質ドーパミン。このドーパミンさん、実は自分でもだせます。

自分の力でこのドーパミンを出すには、例えば何か月も練習を重ねて大会で優勝した時や、受験に合格した時、マラソンを完走した時など、自分で頑張った先に何かを成し遂げた時にでる”心からのうれしい!!”がドーパミン。

でも何か自ら行動したり、がんばった時にしかでない代物がドーパミンさんです。でもお酒を呑むだけで、このドーパミンさんが勝手に出ちゃうから、あら不思議

【お酒を呑む=ドーパミン・セロトニンとかいうのが脳の中で勝手にでる=一時的に楽しい&一時的に落ち着く】

でも一時的なんよ。つまりは薬と同じようにただ脳を麻痺させているだけ。これを知らないと「お酒を呑んでいる時の自分が好き」みたく勘違い状態になっちゃう。お酒が一時的に脳を勘違いさせてくれているだけで現実は変わらない。

大人になった君たちは、小学校や中学校と違って、仕事や人間関係で悩むことも多くなると思う。仕事のプレッシャーや家族をもつ責任、大事だった人との別れなど、ストレスもたくさんたまる。また自分のこの先の人生の漠然とした心配や不安を抱える日もあると思う。そんな時に一時的にお酒を呑んで現実から目をそむけたくなる日もあると思う。

お酒を呑んで一時的に忘れる日。そんな日があってもパパは全然よいと思う。

でもストレスや不安を「お酒」でしか解消できないと、お酒を摂取し続けないといけない体になっちゃう。ドーパミンやセロトニンは脳の中の物質・仕組みなので、一時的に楽になるクスリの鎮痛剤や薬物みたいなもん。摂取を続けていると、自分の意志ではどうにもならなくなってしまう怖さがある。その怖さを十分に理解してね。

生きていれば必ずストレスはたまる。不安や心配ごとも多くなる。必ず。必ず。

だからこそタロウとノスケに伝えたい。お酒との距離を保ちながらお酒を楽しむのもいいと思う。でもお酒以外で、自分の行動で、ドーパミンやセロトニンを出せる趣味や楽しみもたくさん持つ努力はした方がよい。

例えばランニングすると”ランニングハイ”と言われるようにドーパミンが出る。筋トレしたりサウナに入ったりしてもドーパミンがでる。音楽を聴きに行ったり、新しい体験をしたり、旅行したり、外を散歩(日光浴)したりするだけでもドーパミンさんでる。意外と簡単にでるんよ、ドーパミンさん。

参考までにGoogleで調べたドーパミンさんのでる時。

 ドーパミンが出る行動には、次のようなものがあります。

  • 新しいことに挑戦する
  • いつもと違う道を通る
  • 創造的なことに没頭する
  • 瞑想をする
  • 音楽を聴く
  • ツボを押す
  • 適度な有酸素運動をする
  • 十分な睡眠をとる
  • 日光浴をする

ドーパミンは、行動によって分泌されます。たとえば、勉強やスポーツなど、実際に行動を起こしているときにドーパミンが分泌されます。また、自分にごほうびを設定することで、ドーパミンが大量に分泌されることもあります。

だから大丈夫。

ストレスや不安がたまった時に、お酒に頼らずに自分で解消する術をもつこと。これを自分でたくさんみつけ、それを続けることで、お酒にも頼りすぎなくなるし、自分の身体も精神も安定します。お酒呑んで出るドーパミンさんは一時的で、その魔法が解けた時に残るには眠さか二日酔いぐらいで現実は変わらない。でも自分が行動して出るドーパミンさんは、自分が行動しているから魔法が解けた時に、少し現実も変わる

例えば筋トレして体つきが変わるとか、旅行して新しい場所や経験が出来たり、勉強して頭がよくなって、その先に自分の行きたい学校に行けて、自分の将来の選択肢が増えるとか、現実が少しだけだけど変わる。でも、その”少しだけ”を続けていると、大きな成果に繋がる。

ちなみにパパは、旅行やサウナ、筋トレやマラソン、DIYで何かを創ったり、何か事業を考えたり、散歩がてら日光浴をする、新しいお店に食べにいく、などで今はドーパミンさん出して、ストレスや不安を解消してます

【タロウとノスケへ伝えたい食の豆知識2】  ドーパミンはお酒に頼りすぎず、自分で出そうね!

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